１２月１２日　サリナスの海水浴場

サリナスはグアヤキルから車で２時間ほどの海岸地域です。ホテルのバスタオルと着替えをコンビニ袋に
詰めて出発しました。砂浜近くのホテルを着替えとシャワーのために＄１５で借りていざ浜辺へ。
辺りにはホテルやコンドミニアムが立っていてちょっと見ハワイのような雰囲気がありました。
仕事も無事に終った開放感からか、ちょっと多めに肌を焼いてしまいました。

仕事も無事に終り皆ほっとしています。 そそ、いつもその笑顔でね小川君。	浜ではいろんな物を売りに来ます。こちらはカニ。１匹＄２と言ってましたが交渉して９匹＄１５で購入。本日のランチに。	伊勢海老の小さめの奴、最初１匹＄５でしたが５匹で＄１８くらいになりました。 その後暫くすると私達の回りは物売りだらけに・・・

お抱えタクシーの運転手に頼んで近くのレストランでボイルしてもらいました。 木槌で割って食べます。蟹爪はほんと美味しかったです。	アスピアス（タクシーの運転手）もポーズとってます。彼は魚介類が好きそうで喜んで食べてました。	浜で３時間ほどゆっくりしてホテルに戻りました。品田さんの体は真っ赤になってます。 私もこの日はかなり日焼けしてしまいました。

付録

休日ばかりの紹介をしていると、本当に仕事で行ってたの？って思われるといけないので仕事についても少し紹介
しておきます。
私達が仕事をしていたのはエクアドルの国立熱帯病研究所。野口英世ゆかりの研究所で通称「野口研」と呼ばれ
ています。
今回の仕事はこちらの研究所内にＢＣＧワクチンと３種混合ワクチンを充填する設備とその他にクリーンエアー機器
や試験装置などの据付、調整、トレーニングでした。
私の会社が担当したのは部屋を無菌環境にするクリーンルームとエアーシャワーやクリーン手洗器など装置の据付
でした。
仕事中は作業に集中できるように車の手配や、宿の手配。休日の旅行の計画など天明さんにすべて手配いただき
本当に助かりました、ありがとうございました。

研究所の入口建物 ４月に下見に行った時の画像です。	野口英世のレリーフ。	この建物内にクリーンル−ム２室と機器類が入ります。４月の画像です。

クリーンルーム天井は全面ダウンフローのユニットが吊り込まれます。吊元の工事中の画像。	吊元で水平を取っている所です。	機材は作業場所とは別の倉庫に置いてあります。すでに１／４搬入しましたがまだこんなに荷物が・・・

倉庫から現場まではこのトラックで運びます。	現場の搬入口、大きいものはこちらの開口からクレーンを使って入れます。	手で運べる物の搬入日の様子です。エアーシャワーも全バラ（全部分解）で出荷しています。

分解された物を現場にて再度組立てを行います。	レッカー搬入日。	天井ユニットの搬入です。

搬入口よりユニットを引き込みます。 注）日本ではこのような危険な作業方法では決して行いません。	大型のパスボックス。通らない壁は壊しています。	ユニット吊り込み作業風景その１

ユニット吊り込み作業風景その２	２階、３階ともユニットの吊り込み作業が完了しました。	ユニットの吊り込みが完了してメインの製造機器の搬入です。

機器搬入が終り建物外壁を塞いでもらいます。	２階、３階とも開口ふさぎ終了です。 風が通るところが無くなったので内部はかなり暑くなり、作業が大変でした。	パネルの建て込み作業中。

ユニット内部を清掃して高性能フィルター（通称ＨＥＰＡフィルター）を全面に組み込みます。	クリーンルームの完成です。空調がまだ運転できなくて、測定検査では４０℃を越えてしまった時もありました。	床部分にはＲ状の金物を取付けゴミ溜まりを少なくします。

２階内部の充填機、セッティング完了です。	３階内部の充填機、セッティング完了です。	綺麗に仕上がりました。建物の外観からは想像できないと思います。

ガードマンと一緒に記念撮影。我々の工具置き場はガードマンのカギと我々のカギがないと開けられないようになってました。 それでも工具類はかなり無くなりましたが。	ショットガンを借りて記念にパチリ。 実弾を抜いてから渡してくれます。	こちらがお世話になた先生達。左からビビ先生、グラディス先生、ドリス先生。

一緒に仕事をした仲間達との夕食風景。 左からサンディーノ、ミゲル、白いシャツはタクシー運転手のアスピアス、そしてファビエル	帰国前日の夜も皆で食事をしました。 上段左から梅宮さん、クリスティーン、サンディーノ、ジョバンニ（熱研の職員組合長）、品田さん、ファビアン。 下段左からファビアンの会社の人、ファビエル、小川君、天明さん。	ホテル最後の晩に、フロントのお姉さんと一緒に記念撮影。この娘は昼間大学に通っていて夕方から夜間の勤務でしたが、愛想が良くて我々の一番人気に。 朝担当の女の子は愛想が無くて不人気で、お陰で日本人スタッフのチェックアウトは前日の夜に済ませることが多くなりました。